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IPEの風 6/4/2007

精神力が疲弊したまま,駄文で隙間を埋めます.忙しい方は,どうか読まないでください.

もしクジラが日本近海に豊富に生息し,ここで繁殖する生物であれば,あるいは,日本の海辺に生えてくる特別な(外国人は決して食べない)キノコのようなものであれば,日本の行動が国際協定に制約されることはなかったでしょう.クジラを近海の牧場で養殖するべきでしょうか? それが不可能だとしても,すべてのクジラにIDを付けて国際登録し,GPSで常時その位置を確認すれば,捕獲できる国際合意に役立つかも知れません.

アメリカ政府は,クジラではなく人間について,その顔をもとにID登録しているようです.すでに1億人のデータが集積された! 10年以内に人類の大部分を追跡できる能力を構築する・・・?

現実は時代小説に負けず,「口封じ」,「キー・パーソンの蒸発」などが,たとえばロシアのように,起きています.しかし日本で,政治の犯罪に関わった人がこれほど多く「自殺した(あるいは暗殺された?)」と聞くのは驚きであり,不安と恐怖を掻き立てるものです.

身体障害者がバレーを踊る,という,イギリス人の挑戦(CanDoCo.)に驚嘆しました.とても暗い,雨の多い冬が続くのに,またロンドンや,いくつかの都市を除けば,緑の中に小さな村落が点在するだけなのに,イギリスがこうしたユニークな人たちの生き方を受け入れる姿勢は本当にすばらしいと思います.

優れた政治家は日本で育ちにくいようです.いっそ世界の海で育った政治家を,日本は積極的に輸入してはどうでしょう? 政治家たちが談合し,情報を隠匿し,国民をだまして中身の無い駆け引きに終始するのを防ぐため,すべての行動や発言を記録,公開してはどうでしょうか? 自殺するより,回想録を出版してください.一定期間を指定してGSPで追跡する,というのもいいですね.そうすれば,クジラみたいに,優れた政治家が多く生き残るかも知れません.

もし生まれ変われるとしたら,・・・ 世界最強の軍隊を動かすアメリカ大統領でも,数億人の信者の頂点に立つローマ法王でも,いかなる政府も打ち倒せる国際債券市場でもなく,・・・ 私はやはり南極のペンギン,十和田湖のモリアオガエル,山口の海岸に産卵のため集まったクサフグ,・・・(!)に生まれたいです.

しかしペンギンは地球温暖化で南極に降る雨にぬれ,ヒナが寒さで死んでしまうと知りました.モリアオガエルは南米からペットとともに飛来したツボカビ病のせいで,凍りついたように動かないまま死んでしまうそうです.クサフグも,ひょっとしたら中国からの海洋汚染やエチゼンクラゲの大群に,その住処を追われるかも知れません.

G8の会場を襲う群衆や,メルケルとブッシュの駆け引き,サマーズの明快な主張と,おそらくはEUをたたく政治的打算,イデオロギー・・・ 地球温暖化を防ぐ政治メカニズムは,それが議論されているだけでも奇跡のように思えます.しかし,・・・「世界は理解できないほど大きくなった.大きくなりすぎた.」と,傑出した歴史家でさえ嘆くのです.

すでに多くのヒトは,雨にぬれるペンギン,口を開けないモリアオガエル,住処を追われたクサフグ,あるいは,汚染された海で肥大化するエチゼンクラゲです.

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